“いえ”づくりへの思い
“いえ”は生活の中心にあります。とても
大切な、かけがえのない空間です。建築理
論や思想でつくりあげるよりも、光や風を
感じたり、木の温もりや香りに思わず微笑
みほっとするような、あまり知識や言葉に
頼りすぎない感覚を大切にした、心地いい
空間であってほしいと思います。
また“いえ”は時を経てどんどん変化して
いきます。ただ古くなったというより、使
い込むことで味わいが生まれ、より自分ら
しさを感じさせてくれるものであるそんな
“いえ”づくりをしていきたいと思います。